取り巻く業界

他業界との比較

コンサルティング業界は他業界と比較しても、高い伸び率を誇っており、金融1.8%、食品3.4%などの就職で人気の他業界を抑え、2018年～2023年の年間平均成長率は5.4％となっています。

業界別業績伸び率

コンサルティングファームの種類

コンサルティング業界を説明するうえで、まずはコンサルティングファームの種類についてご紹介します。コンサルティングファームは得意とするコンサルティング領域によって大きく6つに分類することができます。ここではその6つを簡単に紹介していきます。

総合系

総合的なコンサルティングを行うファーム。会社規模が大きく扱うテーマも様々。また戦略からIT・人事コンサルティングまで対象は幅広く、それらのサービスを一括で提供している。

戦略系

戦略領域のコンサルティングを得意としているファーム。少数精鋭で大規模なプロジェクト型のコンサルティングを推進し、大企業や外資系を中心にグローバルな展開を行っている。

シンクタンク系

大手の金融機関や証券会社が立ち上げたファーム。戦略立案からITまで幅広い分野を対象としており、大手企業グループのノウハウを活用した官公庁向けの経営やリサーチなどのコンサルティングを提供している。

国内独立系

日本で独自に発祥・進化を遂げたファーム。日本の中小企業へのコンサルティングを主軸としており、経営者のニーズに合わせて、人事やマーケティング・組織改革など多岐にわたる支援を行っている。

IT系

ITを活用した戦略や業務改革、ERPのシステム導入などのコンサルティングを得意としているファーム。事業戦略立案と実行支援、システムインテグレーションなども担当する。

人事系

組織・人事・採用・教育・研修など人事部門が抱える課題に特化したファーム。戦略の実行にかかわる人事や組織に対するコンサルティングに加えて、人事制度にも関わる場合もある。

コンサルティング業界の課題

企業がコンサルティングファームに求められる役割が「知識・情報」の提供から「成果」の実現に変わり、ビジネスモデルの変化が問われています。今までコンサルティングファームは、グローバルにおけるベストプラクティスや経験の積み重ねによるフレームワークをもとに経営課題の解決策をお客さまに提供することで付加価値を提供してきました。

しかし、ITの急速な普及により企業がさまざまな知識・情報・経験を自ら収集できるようになりました。その状況に相まって、コンサルティング業務経験者が転職市場に増加したことで、企業が自力で課題に対する解決策を考えられるようになりました。その結果として、お客さまがコンサルティングファームに求める役割は、「経営課題に解決策を提示する役割」から「解決策をともに実行する役割」へ転換を求められています。

MSOLの成果実現力

MSOLは、お客さまと向き合い、綿密なコミュニケーションで要望を伺い、課題を示し、独自の方法論を活かしてプロジェクトの実行を支援してきました。求められていることに愚直に取り組み、培ってきた経験は、一朝一夕に築けるものではなく、私たちの競争優位性を高めています。

市場が急激に変化する中で、お客様の要求も変化します。そんな中でも私たちは、机上のプランニングにはとどまらない、結果にコミットした戦略実行型コンサルティングサービスを提供することでプロジェクトの成功という「成果」を実現します。そして、成果を出して終わりではなく、にご満足いただいたお客さまの、その後のビジネスも継続的にサポートします。