MSOLはキャリアの基点。社会をつなぎ、還流させる人になっていきたい

大学院時代は研究に打ち込んでいた櫻内華恵。 そのまま研究の道に進む同期も多い中、彼女はこれまでかかわってきた分野とは全く異なる事業を行っているMSOLに出会い、入社を決意します。 なぜMSOLへの入社を決めたのか?そこには、いずれ“社会を「つなぐ人」になりたい”といういう想いがありました。

プロジェクトマネジメント事業部 櫻内華恵

MSOLでキャリアを磨き、社会を「つなぐ人」になる

大学院で、脳の神経回路の研究をしていた櫻内華恵。周りが研究職やドクターコースへ進む中、彼女はマネジメントソリューションズ(MSOL)に出会い、入社を決意します。基礎研究とはまったく異なる道へと舵を切った理由は何だったのか。入社3年目の彼女が、自身のキャリアへの想いを熱く語ります。

基礎研究を卒業しMSOLへ。社会に関わる実感が欲しい

演劇部にいた櫻内は、人間の感情と行動との関係に興味を持ち、基礎研究を学ぼうと大学院に進みます。しかし、ドクターコースを勧められたとき、立ち止まって悩んだといいます。

櫻内「もちろん研究は好きでしたし、何かに生かせたらというのはありました。でも、基礎研究をやっていると、社会と直接関わる実感がなかなか持てないんです。"もっといろいろなところに出て、人や社会を動かしていけるような仕事に就きたい"、そう思うようになりました」

大学院修了後、就職活動でMSOLに出会った櫻内。その心に触れたものは、何だったのでしょうか。

櫻内「会社説明会に行くと、"うちにはこういう仕事があって、こういう形で成長していけますよ"という企業が多いんです。でもMSOLは違っていました。"自分がどうしていきたいかを考える支援をしていきます"、そんな印象を受けました。もう一つの決め手は、"人をつないでいく役ができる"と思えたこと。ここに意味がありました。」

できたことも振り返れば、そこに自信が湧いてくる

入社後、プロジェクトのメンバーとして活動を始めた彼女は、1年目から"自分で考えて動く"ことに驚いたといいます。

櫻内「最初は先輩など他の方について回るだけで、自ら動くことはないのかなと思っていました。ところがプロジェクトに入ってすぐから、"櫻内さんはどうしたいの?"と、意見を聞いてもらえる。自分でやらせてもらえるんです。

1年目ですが、分からないなりに何かを出さないといけません。アドバイスやフォローをもらえるとはいえ、最初は大変でした。上司からは"常に振り返りをせよ"と言われます。例えば、議事録でミスをしたのはなぜ?""見直していなかったから"では駄目で、"何で見直しをしなかったの?"というところを深掘ります。

振り返りをするうちに、自分が何に弱いのかが見えてきます。私は、よく"自信がない"と言われていましたが、その理由を考えたとき、"できることとできないことが明確になっていないから漠然と不安が残るんだ"ということに気付きました。"ここまではできる、自信を持ってやれる"、そういう部分をみつければいい。振り返りはそのためでもあったんですね。そう思いはじめたら、不安がなくなっていきました。

さらに、自分がどう成長し、自律できるかだけでなく、どうやって周りといっしょに何かを成し遂げていけるかも、考えていけるようになりました」

私は自分に厳しいから、いつも「これでは駄目だ」と思い、自信がなかったのかもしれません。徐々に自信がつき、「周囲の人にもっとお願いしてもいいんだ」ということにも気付けたのは、「振り返り」を着実に実行した結果だといえると思います。

社会をよくしていくための、ハブのような存在になりたい

櫻内「私が「キャリア」を考えるときに欠かせないのは、「つながり」というキーワードです。基礎研究や学生時代に打ち込んできた演劇をする中で感じてきた人と人とのつながり。それを、自分が成長していくことによって社会に広げてゆくイメージ。私の仕事はそこに向かっているんだなと感じます。

「今はまだプロジェクトのグループチームといった規模ですが、この先、企業間など大きなものをつなぐことができる存在でありたい。そして社会をよりよくしていきたい。もっと幸せな人が増えるよう、社会に寄与したいと思っているんです」

櫻内はまた、常に上を目指すことが大切だといいます。

櫻内「完璧にするというよりも、より良くするイメージです。演劇であれば、観る人が感動するためにもっと付け加える。常に"今よりも上に"というところを忘れない。それが大切だと思います。

私は、幼少期から負けず嫌いなんですよ。今も、同期を見ていてすごいなと思いますが、そういう良いところをどんどん吸収していって、自分のものにしていきたいんです」

答えがないところに改善を加え、組織が成果を出しやすい状態にしていく。そこを頑張りきれるところがまた、櫻内の強さの一つなのかもしれません。一見、物静かな印象なものの、心の中に熱い炎を感じます。

櫻内「私は子どもの頃から、"自分で生きていける力を身につけなさい"と言われてきましたし、自分でもずっと考えてきました。"働くということは、自分が生きていくことそのもの"というイメージがずっとありましたね。でもやっぱり、好きかどうかは大切だという気がします。私は研究室にこもっているよりも、社会との関わりを体感できるほうが好きだったんです」

MSOLはキャリアの基点。つながりは広がり、流れとなってかえってゆく

櫻内「MSOLでは、"あなたはどうしたいのか、どういうキャリアを歩んでいきたいのか"と問われ続けます。入社時にも"MSOLに残っても、卒業してもよい"と言われました。自分がどう生きるか、何を残したいのかは、自分で考えていかなければいけませんが、それをMSOLが支援してくれるという安心感があります。

ゆくゆくは、自分の名前で仕事をする力をつけたい。でも別のところで働いても、起業しても、"MSOL出身"というつながりは残ります。そんなつながりがどんどん広がっていって、やがてMSOLにかえっていく。そんな流れができれば素晴らしいと思います」

自分がどうしていきたいか、それを大切に生きている櫻内。MSOLに出会い、選択肢がさらに広がってきたと感じます。この先、MSOLでどのようにキャリアを重ねていくのか、そしてどのように世界を切り開いていくのか、未来が楽しみです。

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