MSOLで働く理由(女性対談)

近年、「女性活躍」が企業の持続的成長と人材の多様性を実現するうえで不可欠な要素となっています。株式会社マネジメントソリューションズ(以下、MSOL:エムソル)では社内の雰囲気から制度づくりまで、さまざまな観点から女性にとっての働きやすさを追求してきましたが、実際のところはどうなのか?今回、MSOLで活躍する女性社員3名に「MSOLの雰囲気や働きやすさ」「自身のキャリアビジョン」などについて、本音でいろいろと話してもらいました。
MSOLで働く魅力(女性対談)
赤塚 里絵
赤塚 里絵 人財本部人財部

2016年中途入社。2023年の3月まではPM事業本部にてお客さまのプロジェクト支援業務に取り組んでいたが、「誰もが自分らしいキャリアを歩めるような環境づくりに取り組みたい」という希望から23年4月に現在の部署に異動。

増田 恵
増田 恵 PM事業本部

2018年中途入社。以前はPM事業本部にてお客さまのところに常駐し支援業務に携わっていたが、産休・育休からの復職後はリモートベースで複数のお客さまのマネジメント業務を支援するチームに在籍。

佐藤 美穂
佐藤 美穂 トレーニング領域担当

2018年新卒入社。PM事業本部で2年間支援業務に取り組んだ後、産休・育休を挟んで主に社内外の人に向けた研修を企画して行うトレーニング領域を担当。研修の企画立案や講師の育成事業をはじめ、トレーニングにまつわること全般を行う。

会社の雰囲気と業務の魅力

― まずは会社の雰囲気について教えてください。増田さんと赤塚さんは中途入社ということですが、前職と比較してMSOLの雰囲気はいかがですか?

増田:私は前職が大企業的な雰囲気の会社だったのですが、MSOLに入ってまず思ったのは「やりたいことを明確に持っている人が多いな」ということでした。

赤塚:今日のテーマでもありますが、育児中の女性に対して活躍できる環境を一緒に一生懸命考えてくれたり、制度自体を新しく作ってくれたりといった面も含めて「自由かつ柔軟」な社風だと感じています。

佐藤:私は新卒入社なのですが、入社の決め手になったのが入社前の先輩社員3名の方々との面談でした。他社だと「うちに入ってください」といったことを言う人が多かったのですが、MSOLの方々は「面談でいろいろと話はするけど最後に自分のキャリアを決めるのはあなた自身です」と、3人が3人とも一貫して言ってくださって、「個人のキャリアを大事にしてくれる会社なのかな」という印象が決め手で入社しました。たまたまかもしれませんが、私は今、以前から挑戦したいと思っていたことに取り組めているのもあって、入社して本当によかったなと思っています。自分の希望や想いを伝えやすいし、それを尊重してくれる風土がある会社だと思います。

― 今取り組まれている業務の魅力を教えてください。

佐藤:復職して2ヶ月くらいのときに、他の部署の方から「佐藤さん今すごく楽しそうだね」と言われたことがあったんです。「今の仕事が向いているんだね」とも言われて、「ああ、私は他人から見ても楽しそうなのか」と。MSOL入社から2年間はPM事業本部でお客さまの支援に携わっていて、それはそれで楽しかったしやりがいも感じていたのですが、元々教育や育成領域に興味を持っていたこともあり、トレーニング領域担当に移った今は、より自分がやりたいことができている感覚があります。

佐藤 美穂

佐藤 美穂(トレーニング領域担当)

赤塚:私は今の部署で社員の皆さんが自身のキャリアビジョンとMSOLでの業務をつなぐことができるように制度や仕組みを考え、実行していくといった業務をしています。異動してまだ2ヶ月くらいですが、自分が希望して異動したこともあってとても楽しいですね。元々はPM事業本部でお客さまの支援事業に携わっていたのですが、自分の今後のキャリアをどうしようと考えた時期に、今佐藤さんがやられている社内の研修制度を使ってキャリア系の研修を受講しました。それがきっかけで誰もが生きたいように生きられるような環境を作りたいと思い始めたんです。以前はPMOの事業とは別に、社内貢献活動という形でそういう環境づくりのようなことをしていましたが、今ではそれが実際の業務になっています。

増田:私は前提として元々仕事が好きなのですが(笑)、PMOの仕事って、毎回発見があり本当に楽しいんです。1つの正解というものがないので、プロジェクトやその中で発生する課題ごとにお客さまやチームで協力して、どういうふうに答えを見つけていくかというプロセスに楽しさを感じます。私自身飽きっぽい性格というのもあるのですが、お客さまや案件が変わるたびに新しい世界が見えてくることや、そのときの問題が複雑であればあるほど解決できたときの喜びを感じます。

家庭と仕事の両立ができているか

― 今、家庭と仕事の両立はできていますか?

赤塚:できていますね。ただ私の場合は、今子どもが中1と小4なので、割と手がかからない歳になったというのが大きいかもしれません。それに加えて今は自分1人でサービスの企画や開発をする比重が大きいので、時間の配分も自分でコントロールしやすいです。PM事業本部にいたときも上司がすごく理解がある方だったのもあって、ちゃんと両立できていました。先ほども言ったように、両立できる環境を会社がちゃんと考えてくれますし、上司も含めてみな理解があるので、私は無理なく両立ができていると言えます。

一方で私が初めて育休を取ったのは12年前の前職時代です。前職では育休から復帰した女性のほとんどが、管理部門(お金を稼ぐ部門ではないところ)に配属されていました。当時は時短勤務への理解が進んでいたとは言えず、女性特有の働きづらさは会社の雰囲気や時代背景、社会環境に大きく左右されるんだなと実感しています。

赤塚 里絵(人財本部人財部)

赤塚 里絵(人財本部人財部)

増田:今は結婚もして3歳になる子どもがいますが、家庭と仕事の両立はできていると思います。ただ、そもそも両立というと、自分の持っている力や時間を適当に配分しながらバランスを取るという考えが根底にあるような気がするんですが、私はそういう考えがあまり好みではなくて。これは考え方の違いだと思いますが、私が仕事好きというのもあって、家庭も仕事も常にやりたいことを配分とかあまり考えずに両方やっていればいいと思っているんです。そういう意味でいえば、今はどちらも満足に取り組めていますし、私のような考え方の人にも働きやすい会社だと思います。

佐藤:私は新卒入社なので他の会社を知らないのですが、MSOLで女性だからこうとか言われたことは一切ないですし、実際に育休を取るときも周りの人たちが私の育休に向けて業務を振り分けるなど自然と動いてくれましたし、体調にも気を遣っていただきました。あと私は、仕事は業務時間の中で収めて、残りの時間は自分の趣味や資格を取るための勉強やセミナーに充てるという生き方を大切に思っていました。現在はそこに育児がプラスオンされた形ですが、仕事と家事・育児、未来への投資という意味での勉強の3つが自分の中でできている=両立できている状態だとすると、問題なくできていると思います。

キャリア・給与・待遇と今後のビジョン

― これは読者のみなさんも気にされる点だと思いますが、キャリアや給与、待遇面での公平感や産休・育休前後の違いなどはあったりするでしょうか?

増田:キャリアや給与、待遇に関して男女の差は、まったくないと思っています。それは産休明けや育休明けでも同様で、個人のライフステージに合わせて活躍できる場を見つけられる環境がある職場だと思います。

赤塚:私も女性と男性という観点でいえば、公平だと思います。一方で難しい問題だと思うんですが、自分の業務内容と給与のバランスに疑問を感じていた時期というのはありました。当時はマネージャー代理という役職に就いたばかりの頃というのもあって、チームやアカウントマネジメント業務の内容と責任の重さに対して、割に合わないと感じていたというか......男女差や産休・育休明けでの公平感とは関係ないんですが、そういった不公平感というのは誰でも感じる時期があるものだと思います。

佐藤:あくまで私の話ではありますが、女性だからという理由で何か不公平な扱いをされたと感じたことは本当にないですね。女性とか関係なく定時には上がって自分のやりたいことに時間を使えてもいますし、それは育休明け前後で何も変わりません。自分のやりたいことや理想の働き方などを上司やメンバーに伝えることができる環境ですし、みながそれを尊重してくれる環境でもあります。一方で環境が用意されているということ以上に、自分の主張をちゃんと伝えることの方が重要だと思います。

― 今後のキャリアビジョンについて教えてください。

増田:私は元々先の目標や夢とかを持てないタイプで、どちらかといえば今が楽しければいい、目の前のことを頑張ればいいと思っています。なのでキャリアビジョンを会社から求められるといつも悩むんですけど(笑)、そのときによく考えるのは自分がキャリアを通じて大事にしたい価値観についてです。1つには場所や時間に縛られずに自由に働きたいというものがあります。私は昔から旅行が好きで、就職してからも子どもができてからもたくさん旅行しているんですが、「仕事があるから」「子供がいるから」「お客さま第一の仕事をしているから」といった理由で「〇〇できない」となるのが本当に嫌なんです。できない理由ではなくて、常にできる方法を考えられる人であり続けたいと思っています。それは旅しながら働きたいということ以上に、物理的にも精神的にも、あらゆる制約から可能な限り自由でいたい気持ちが強いのかもしれません。

増田 恵(PM事業本部)

増田 恵(PM事業本部)

赤塚:今増田さんがおっしゃったように、ビジョンというより「あり方」いう方が適切かもしれませんが、「自分がワクワクできることを見つけられて、常にそういう状態でいられること」を大切にしています。周りの評価とか期待を気にしていると、いつの間にか自分の大切な価値観というものを見失ってしまい、自分が自分ではなくなってしまいがちですが、誰もがそういったことに左右されず自分らしくいられる環境を作り、それを世の中に浸透させていくことが、今やりたいと思っていることであり、自身のキャリアで実現したいことでもあります。

佐藤:私は2つあって1つ目は教育です。具体的には何かを学びたいと思っている人がいつでもどこでも学べる環境を作りたいんです。私は出身が愛知なんですが、東京に比べると自分が学びたいと思ったときに学べる場所が少なく、結果諦めることがありました。そういった機会損失を無くしたいという想いがあります。 2つ目は、誰もが働きたいように働ける環境を作り、広めることです。働きたいように働くためには環境ももちろんですが、マネジメントスキルが必要です。元々残業の多い会社が嫌だなと思っていたこともあって、残業をなくすためには会社がそういう環境を作ることに加え、個々人が自身の仕事をマネジメントする必要があります。環境+研修を通して、1人ひとりのマネジメント力を上げることができれば、みんなが働きたいように働ける確率が上がるし、より幸せな人を増やせるかなと思って、そういった人を増やすことに挑戦していきたいと思っていますね。

終わりに

今回はMSOLで活躍する女性3人の対談をお送りしました。対談中も、やりがいをもって楽しくお仕事されている様子が伝わってきました。MSOLでは性別問わず活躍できる環境の提供や制度づくりに取り組んでいる一方で、社員一人ひとりが自身のキャリアビジョンを持つことで、自ら活躍の場を広げています。一緒に働いてみたいと感じた方、少しでもご興味を持たれた方のジョインをお待ちしております!(人財本部人財部 堀田)

※掲載内容は2023年6月時点のものです。

MSOLで働く魅力(女性対談)
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